こんにちは!
相手を分かろうとするには、相手にとって世界はどう見えているかを
想像しつづけることです。
自分にはない見方をしているはずです。
今まで常識とされてきたことが崩れてきています。
自分と違う考え方を否定していると、自分の考えも聞いてもらえなくなります。
もちろん誰もわざと間違ったことを考えようとしていないはずです。
今までに経験してきたことや知識や人間関係によって、物事の捉え方や
感情も変わってきます。
この人が言っているから正しい、あの人が言っているから間違っていると
いった、人によって主張を判断することはやめます。
全てにおいて合っている人もいませんし、間違っている人もいません。
状況によって違います。相手が言いたいことをくみ取るようにします。
また相手の言うことに感情的にならないようにします。
そんなことは間違っていると思っても、それを表に出さないようにします。
なぜそう考えるのかを、小説を読んでいるかのように想像していくことです。
小説の登場人物が自分と異なる考え方をしていても、受け止められるはずです。
自分と関わりのある人が異なる考えをしていても、好き嫌いを超えて
受け入れるようにします。すぐに結論が出なくても、どちらの主張も
考えることに意味があります。
特に仕事の場面では、意見の合わない人と接することも多々あります。
部署が違う場合には、自分の部署を優先する発言が見られる場合もあります。
複数の人でいろいろな見方を考えていく必要があります。
上司の言うことだから全て正しいという訳ではなく、
自分の考えをもつようにします。自分の考えが通る訳でもありませんが、
問題になっている物事に対して真剣に向き合うことになります。