こんにちは!
脳の表面はくも膜という透明な1枚の膜で覆われています。
この膜の下に出血が起こるのが、くも膜下出血です。
くも膜下出血は頭を何かにぶつけたり、殴られたりしても
起こることがありえます。
脳の底にある動脈に生まれたときから異常があると、
脳動脈瘤が出来ます。
脳の血管(動脈)に出来る膨らみのことです。
脳動脈瘤は1.5%~5%程度の人が持っています。
破れてくも膜下出血の症状が起きることがあります。
たいてい突然起こり予測できません。
くも膜下出血は働き盛り迎える40歳頃を過ぎてから
発症することが多いです。
日本人の死因のうち、「脳血管疾患」は7.9%(10万8,165人)を
占め、「悪性新生物(がん)」、「心疾患」、「老衰」に続いて
4番目に多いと言われています。
出血が広がる症状です。
年間2万人程度の人がくも膜下出血を発症しているとも
言われています。
すぐに手術したとしても元気に社会復帰できる人は
その3分の1です。
後遺症が残る人も3分の1、そのまま亡くなる人も3分の1です。
他の脳の病気と比べて亡くなる確率が高いです。
ただ処置が早ければ助かる確率もあると言えます。