ねんきん定期便が届いたら!

こんにちは!

 

日本より平均寿命が短い米国や英国でも

年金の支給開始年齢が67歳~68歳に引き上げられています。

 

日本も将来は68歳から70歳に年金の支給開始年齢が

引き上げられる可能性があります。

 

年金は5年ごとに、「財政検証」という見直しが行われます。

 

将来もらえる年金は減っていることが予測されています。

年金だけで暮らすことは現実的ではありません。

 

受給開始直前にならないと、正確な年金の金額は分かりません。

 

年金は働き方などによっても異なります。

 

自営やフリーランス国民年金です。

 

会社員や公務員は国民年金+厚生年金です。

 

国民年金は保険料が一律です。

加入期間の長さによって支給額が決まります。

 

厚生年金は収入によって保険料が異なるため、

支給額は加入期間と平均年収によって大きく異なります。

 

毎年20歳以上の人の誕生月に「ねんきん定期便」が

届きます。通常はハガキ、35歳・45歳・59歳の誕生月には

封書です。

 

ねんきん定期便は50歳以上の人と50歳未満の人で

内容が大きく異なります。

 

50歳以上の人のねんきん定期便は、そのまま60歳まで納めた

(保険料を払い続けた)場合の年金見込み額が記入されています。

あくまでも見込み額ですので、年収が変わった場合は違ってきます。

 

一方50歳未満の人のねんきん定期便は、これまでの加入実績に

基づく年金見込み額が記載されています。

今まで納めた保険料でもらえる額であり、

今後納めるはずの保険料の分は含まれていません。

今後も保険料を納めることになるので、記載の額よりは増えます。

どのくらい増えるかは、あと何年働くか、どう働くか

(会社員としてか自営か)によって異なります。

 

特に厚生年金の額は加入期間と平均年収によって決まるため、

30代、40代では正確な見込み額を算出することは難しいです。

ただし金額に期待は出来ません。

 

50歳未満の人のねんきん定期便記載内容は、

これまでの加入実績(国民年金・厚生年金)、

これまでの加入実績に基づいた年金額と、

これまでの保険料納付額、最新の月別状況、

これまでの国民年金保険料の納付状況です。

 

ねんきん定期便は誕生月の2か月前に作成されています。

問題があれば問い合わせます。