ダイエットと梅干し

こんにちは!

梅干しは汗と共に消耗してしまうミネラルを補うことも出来ます。

更に疲労回復に役立つクエン酸も多く含んでいます。

リンゴ酸、ピクリン酸、カテキン酸、コハク酸、酒石酸、ピルビン酸などの

有機酸や梅リグナンも含むため、抗菌作用・抗ウイルス作用などもあります。

梅干しは感染症対策にもなると言えます。

 

他にも梅干しは加熱して食べると脂肪燃焼効果のあるバニリンが増加します。

そのためダイエット中の方は梅干しを加熱して食べるのがおすすめです。

 

例えば梅干し10個を加熱するとすると、500Wの電子レンジで約1分加熱します。

梅干しは熱を加えてもほとんど味に変化がありません。

梅干しは塩分の摂り過ぎを防ぐために1日3個を目安とします。

それでも5gとなってしまいます。

18歳以上の男性で8.0g未満、18歳女性で7.0g未満が1日の塩分摂取量なので、

他の食事で塩分を調整するようにしましょう。

 

加熱した梅干しは冷蔵保存することも出来ます。

まとめて作ってもOKです。

白湯に入れても、炒め物やソースに混ぜてもいいです。

 

電子レンジでなくても、コンロや網、フライパンを使っても

梅干しを温めることが出来ます。

 

梅干しは1粒3~6kcalと低カロリーです。

 

摂取されたバニリンは小腸で吸収され、脂肪細胞を刺激します。

その刺激によって脂肪が燃焼されやすくなり、ダイエットにつながると

されています。

 

また梅干しの中には脂肪燃焼効果のあるバニリンの他に、

バニリンとよく似たバニリングコシドという成分が含まれています。

 

このバニリングコシドという成分自体には脂肪燃焼効果はないのですが、

加熱することでバニリンに変化することが分かっています。

 

梅干しを温めることでバニリングコシドがバニリンに変化して、

バニリンの量が20%増加します。

より脂肪燃焼効果を促進することで、ダイエットに役立つという訳です。

 

ちなみにバニラアイスの中に含まれるバニラビーンズにもバニリン

含まれています。

 

アイスを選ぶ際に気を付けることは、「アイスミルク」や「ラクトアイス」ではなく、

乳脂肪が12%以上の「アイスクリーム」を選ぶことです。

 

近年の研究でアイスクリームに含まれる乳糖には、皮下脂肪や内臓脂肪を抑える

効果があることが分かってきました。

 

ただし乳脂肪分が高いものは、カロリーが高く糖分も多めです。

ご飯代わりに食べることや、日常的なおやつとして食べることはおすすめしません。

食べ過ぎもNGです。

 

梅に含まれるムメフラールという成分も、梅干しを温めることで生まれる

成分と言われています。ムメフラールクエン酸と糖が結合し、

作られているもので血流改善効果が期待されています。

 

血流が良くなることで、ダイエットの大敵であるむくみや冷えの改善にも

つながります。更に血流がスムーズになることで、体も温まり代謝

アップします。ダイエット効果が高まってきます。