こんにちは!
35歳限界説とは、転職マーケットでよく使われる言葉です。
35歳を機に転職成功率が下がるという、転職市場での
定説のことです。
特に未経験の職種や業種の場合、35歳を超えてから
転職することが難しいとされるからです。
なぜ35歳なのかというと、企業側の考えにあります。
社内の従業員との仕事の進め方や給与に関するバランスを
取ることが、難しいためです。
また他の企業の色に染まっていない20代の人材のほうが
望ましいと思われることがあるからです。
とはいうものの、36歳以上で転職するという
事態もあります。
人間には2種類の知能があります。
流動性知能と結晶性知能です。
流動性知能は新しいことを覚えたり、
問題を推理したり解決する知能です。
生まれつきの能力に強く関係します。
20歳くらいまでぐんぐん伸び、その後は年齢と共に
低下します。
一方結晶性知能は過去に蓄積した知識や判断力、
技能を使って、日常生活に応用していく能力です。
例えば新しい場面や困難な状況を
過去の経験を生かして対処することです。
流動性知能が20歳から下降していくことに対し、
流動性知能は60歳くらいまで上昇します。
流動性知能を生かすことが35歳以上の人の強みです。