雇用保険が助けてくれること!

こんにちは!

 

労働保険とは一定の要件を満たす従業員を雇っている企業が

必ず加入しなければならない保険です。

 

労働保険の保険料は、企業によって前払いされています。

 

毎年行う労働保険料の申請と納付のことを、

「労働保険の年度更新」と言います。

 

労働保険は雇用保険労災保険を合わせた総称です。

いずれも厚生労働省の管轄ですが、受付の窓口が異なります。

 

社会保障は以下の通り大きく5つに分かれます。

 

健康保険は怪我や風邪で病院を受診する際に助けてくれます。

 

厚生年金保険は老後を助けてくれます。

 

介護保険は介護が必要な時に助けてくれます。

40歳になると払うことになります。

 

雇用保険は失業した時に助けてくれます。

 

労働保険は業務中の怪我の治療を助けてくれます。

 

5つの社会保険を広義の社会保険と言います。

 

雇用保険は従業員の失業に備えて、会社が加入する

保険です。

窓口はハローワーク公共職業安定所)となります。

 

雇用保険は失業手当の他にも、教育給付などの

いくつかの手当にも関係する保険です。

 

1週間の所定労働時間が20時間以上で31日以上の

雇用がある労働者が加入対象です。

社員やアルバイトといった雇用形態は関係ありません。

 

雇用保険料は会社と従業員がそれぞれの割合に応じて

負担しています。

 

労働保険は仕事が原因で従業員が怪我したり、

病気になった時に備えて、会社が加入する保険です。

正式には「労働者災害補償保険」です。

 

労働災害によって仕事が出来ず、給与を受け取ることが

出来なくなった従業員に対して、保険給付を行います。

 

労働保険については会社が全額負担することになります。

労災保険の窓口は労働局や労働基準監督署です。

 

労働保険料は年に1度、その年度の見込み給与を基に、

雇用保険料と労災保険料を算定し申告し、

会社がまとめて前払いをします。

これを「労働保険の年度更新」と言います。

 

年度更新の際にまとめて支払った保険料を月単位で

従業員の給料から徴収されていく形となります。

年度更新の計算を行うのは6月です。