こんにちは！
子どもの失敗を肯定的に受け止めるには、
失敗したことを決して責めないことです。
失敗したことを責められると、失敗を隠すようになります。
脅迫障害や情緒不安定につながる恐れもあります。
失敗を肯定的に受け止めることで、失敗からの回復力を鍛えられます。
失敗すると恥ずかしい、悲しい、苦しいといろいろな感情があふれます。
数日から1週間は無理をしないことです。
たいがいのものは1週間もあれば感情が和らぎます。
必要以上に不安に感じたり悩んだりせず労わるようにしましょう。
心が落ち着いたら振り返りをして失敗で分かったことや
どうしたらよいかを明確にします。
親が失敗を恐れないことです。
子どもの失敗をフォローすることで大切な学びがあります。
子どもの気持ちを無視するような言葉は使わず
温かく声掛けをします。
親の声掛けが一番の特効薬です。
失敗することは怖くない、ダメでないと日常的に話すことです。
本人に対してだけでなく、テレビに出てくる人や親の友人の
失敗の体験談でも良いです。
失敗を怖がるかは子どもの性質でもあります。
何度失敗しても無頓着な子どももいます。
ちょっとした失敗を怖がる子どももいます。
心が折れる要素があるのは大きな失敗も些細な失敗も同じことです。
まずは子どもの性格を把握することです。
望まない結果になったときや失敗は誰もが落ち込みます。
ショックが大きい場合があります。
失敗しても心が折れないようにすることです。
子どもが飲み物をこぼしてしまった時には、お茶がこぼれてびっくりしたねと
目の前で起きた客観的な事実と子どもの気持ちを想像して言葉にします。
次はコップをまっすぐ持つ、ふきんで拭くといった失敗に対する
解決策や次から出来る改善策を冷静に伝えます。
5歳を過ぎていると、先を見通して論理的に考えられるように
なってきます。
どうしたらよいかを一緒に解決策を考えることも出来ます。
親の気持ちに余裕がないと、何やっているのかと言ってしまうことが
あります。
なるべく子どもの気持ちに寄り添い、成功体験につなげるような
声掛けをします。
お皿を割ってしまえばもう元には戻せません。
子どもに怪我がなかったかを確認します。
割れてびっくりしたね、お皿は戻せないと、子どもの気持ちに
共感しながら目の前で起きた事実を伝えます。
お皿の片づけは親が行い、両手でしっかり持ったり
よそ見しないことを教えます。
大事な物が壊れたら悲しいと具体的に伝えることで
物を大事にする気持ちが育まれます。
