こんにちは！
失敗経験がない人は、失敗に対して耐性が出来ず、打たれ弱くなりがちです。
うまく気持ちの整理が出来ず、大きな挫折を味わったり、立ち直れなかったり、
落ち込んだりすることもあります。
失敗から試行錯誤を重ねて出来たという経験が少ないです。
物事に対する意欲も持続しにくく、あきらめやすくなります。
物を失くす、忘れ物をする、飲み物をこぼすといった日常のちょっとした
失敗から、習い事の発表会や試合など大事な場面で失敗することもあります。
失敗は成長に不可欠と言っても、大事な場面で失敗して落ち込む人を見ると
先回りして失敗を回避したくなります。
失敗経験を積むことはマイナスの経験ではありません。
失敗あh成功のもとと言うように、失敗は何かを成し遂げるための
1つの過程です。
最初から何でも上手に出来ることはありません。
全ては失敗経験から始まります。
失敗から多くのことを学び、次にどう生かすかを試行錯誤する中で
成長していきます。
時間は掛かりますが、失敗の積み重ねが成長につながります。
相手のためにとつい手を差し伸べたくなりますが、
相手を信じて失敗経験を見守ることです。
失敗と向き合い乗り越えることで身に着く力もたくさんあります。
次に挑戦するときに不安に打ち勝つ力です。
また試行錯誤して取り組みやり抜く力、失敗から立ち直る力、
周りの人が失敗した時に気持ちを思いやる力、悲しい、悔しいなどの
気持ちを切り替える力が身に着きます。
失敗を通して身に着く力は、様々な物事に前向きに向き合い
たくましく生きる力になります。
どうなるか分からない、うまくいくか分からないといった
未知なことへの恐怖心から失敗を怖がることがあります。
難しそうなことや初めてのことに不安を感じ
消極的になる人もいます。
頑張ってやるように急かすことは逆効果です。
他の人の様子やお手本を丁寧に見せて、タイミングを見計らって
挑戦を促すことです。
過去に失敗した時に、強く叱責されたり、笑われたりした
ネガティブな記憶が恐怖につながっていることもあります。
周囲の目を気にしたり、比較したりするようにもなります。
一度芽生えた気持ちを消すことは難しいです。
失敗しても大丈夫と声掛けすることや安心できる環境づくりが
必要です。
失敗してはいけないと自分にハードルを課し、失敗はダメなことと
思い込んでいるケースもあります。
小さな失敗でも自分はダメだと自己否定に陥ることになります。
常に失敗を避けるため、試行錯誤を重ねて成功する達成感を
得にくいです。
