引継ぎに膨大な労力と時間が掛かると思う時に!

こんにちは!

 

引継ぎに膨大な労力と時間が掛かると思う時は、

自分がいないとだめだとは思わないことです。

 

自分がいないと回らないから休めない、辞められないという考え方は、

自分自身のキャリアに良くない影響を与えます。

自己中心的な仕事の進め方をしていないか、協調性に欠けるのではないかと

外部の人からは思われる恐れがあります。

 

自分がいるから会社が回っているという状況は、会社にとってはリスクです。

突然病気になることも、怪我をすることもあります。

自分からは辞める意思がないとしても、将来的には誰もが定年を迎えます。

 

会社組織は特定の人がいなければ仕事が進まないという状況に陥らないように

なっています。複数の担当者がいたり、部署が分かれていたりします。

そもそも自分が入社前から会社が存在していたという場合もあります。

 

個人だけでは成し遂げられない目標を達成するために会社は存在します。

特定の社員の力だけで成立しているということは、会社が組織として

成り立っていないということです。

 

自分に出来ることは他の人にも出来ると思うことで、

引継ぎに係る労力や時間を削減できます。

引継ぎをする相手と相談しながら行うようにします。

 

個人的な感覚や経験則が頼みの綱という状況も会社にとってリスクです。

他の人でも担当できるようにマニュアルを作成したり、仕組化するように

します。決められた範囲の休みの時に引継ぎをする時から、

引継ぎの相手と確認しながら書面で引継ぎを行なうようにします。

出来れば引継ぎした事実を上司に伝えるようにします。

 

自分の仕事や他の人の仕事について、日頃から状況を他の人や

上司と共有するようにします。思いがけないアイディアを

もらえるかもしれません。

 

もしマニュアルを作るように指示を受けたのであれば、

出来ないと断らずにマニュアルを作り他の人に見てもらいます。

 

自分が属している部署や組織の中で、ごく限られた上司や同僚に対して、

自分が辞めたら困るはずと考えることもあります。

世の中全体として考えると、自分の能力を非常に狭い範囲に還元していることに

なります。視野を広げて大きな目標に向かって仕事をし続ける場合と比べると、

自分の成長が伸び悩んでしまう恐れがあります。

 

上司や同僚や部下や後輩も、異動や退職で今の人間関係や職場環境は

必ず変わります。また経営者や経営方針に変化がある場合もあります。

勤め続けてから同じ状況で仕事が出来るとは限りません。