職場で泣いてしまった人がいたら!

こんにちは!

 

職場で泣いてしまった人がいたら、相手をそっとしておくようにします。

泣き止んでもらってから問題の解決に当たります。

泣いていること自体を責めても問題の解決にならないからです。

必要以上に同情的な見方もしないようにします。

 

なかなか泣き止まないという場合は、どうして泣いているのか理由を

優しく聞き出すようにします。頭の中で状況を整理してもらい、

安心感を得てもらいます。泣き止んでもらわないと職場に支障が出るからです。

 

可能であれば気の済むまで別のところで泣いてもらいます。

気持ちが切り替わりこちらの話を落ち着いて聞いてもらえます。

 

泣いているということは心に余裕がないということです。

いっぱいいっぱいになっています。

話しても聞いてもらえません。そこで泣いたことについて注意しても効果が

ありません。泣かした、泣かされたではなく、泣いていない方が面倒に思っても

落ち着いて対応する必要があります。どちらも興奮したり、他の人も

一緒になって騒いだりすると逆効果です。その場をなるべく人に知られないように

収めるようにします。上司を呼んできたりしても上司を困らせます。

落ち着いた状況になったら問題について話し合います。

 

泣く理由の主な原因としては、自分の気持ちや事情を理解してほしいという

気持ちがあります。また失敗したり責められたりしたことで、

自己評価を一気に下げ将来にわたっても希望がもてなくなる絶望感があります。

周りの目が怖くなることもあります。

 

泣いてしまったからという理由で言うべきことが言えなくなるということは

違います。泣いてしまう人がいても泣いた後落ち着いた直後なら

聞き入れてもらえることもあります。どうしても改善する意欲が見られない時は、

上司を交えて今後について相談するようにします。泣くから強く言えないというより、

自分の発言や言動に社会的に問題がないのであれば毅然と対応します。

泣くからと言い分を曲げてしまったり他の人と対応を変えてしまったりすると、

周りの人から泣いてしまった人が嫌がらせをされるかもしれません。

 

「どうして」とか「なんで」とか責めるような言い方はしないようにします。

また感情に流されての発言は慎みます。

そして人前で注意しないことです。

 

相手が泣いてしまったからという理由で相手に謝らないようにします。

問題が解決しません。注意をすることをやめてしまうと自分がその問題から

逃げたことになります。相手が泣いた理由も把握していないうちに

とにかく優しくすればいいというものでもありません。

相手が泣いても自分は落ち着いて話をするようにします。

泣いたからといって話が終わらないと伝えることです。

泣いてその場を済ませようとしている訳では相手もないはずなので、

泣くまでの感情爆発が起きるほどの問題として背景にあるものも含めて

考えるようにします。

 

泣き方がひどく話し合いが進まない場合は後日に機会を設けて

話し合うようにします。

 

相手が泣くということは何か言いたいことがあるということです。

今すぐに話せない状況でも、何か訴えている状況でも話を聞くようにします。

ただし言うべきことはしっかりと伝えるようにします。

出来ていなかったら再度話し合います。

職場で泣かれてしまっても、相手との関係を深めるチャンスともなります。