こんにちは!
退職したい人のサインは、業務に対して具体的な目標を示さなくなることです。
辞めようとする会社からの評価に関心がなくなるからです。
業務は最後まで責任をもって取り組まれる人がほとんどだとは思いますが、
今後の見通しや目標を具体的に準備することは少なくなってきます。
会社内で1人で過ごすことが多くなってきます。転職のための調べ物をしたり、
書類を準備したり、資格取得に向けて勉強するためです。
長期にわたる仕事に対して消極的になることもあります。
新しい業務を引き受けようとしなくなります。
自分が辞める際の影響を最小限にしようとする意識が働いています。
注意されたり大掃除の時期でもないにも関わらず、
会社にある私物や個人データ、引き出し、書類などの整理を唐突に
始めることもあります。頻繁なシュレッダーの使用や山積みのファイルの整理、
ごみ箱をいっぱいにする、私物を持ち帰るといった行動が見られることが
あります。いきなり全ての私物を退職日に持ち帰る人はあまりいません。
少しずつ出来るところから準備しています。
後の人に引き継ぐために上司からの指示がないにも関わらず、
自分の業務に関する手順書を作成することもあります。
自分なりに退職を切り出す前に引継ぎをしようとしています。
転職活動のため有給取得も計画的に行われます。
有給日を消化することを前提に退職日を組む人もいます。
退職前に40日ほどの休暇を取るという場合もあります。
席から離れての電話が見られたり、いつでも必ず個人スマホを
持ち歩くといった場合は、いつ誰から連絡が来るか分からない
状況と言えます。転職したいと考えている企業からかもしれません。
周りの人に合わせて残業するといったこともなくなります。
人事部や総務部に連絡を取っていたり、よく出入りして有給や
退職金についての確認を取ることがあります。通常はあまり読まれることのない
就業規則を見ていることもあります。
会社への不満をいつも言っていた人が突然口にし亡くなった場合は
今の会社をあきらめたということです。去ると決めた以上は会社に
関心を示さなくなります。
退職したい人を止めたい場合は普段からの変化に気が付き
話を聞き改善できるところは改善しようとすることが大事です。
結果的に退職という形になりますが、お互いにしこりが残らないような
形での退職を目指します。退職すると表明した人の悪口や陰口を言わないように
します。他の人も見切りを付けるかもしれません。
退職したい場合であれば、周りの人から出来るだけ気づかれないように
行います。なるべく人のいないときに物を片付けるようにします。
手順書の作成も普段からやっていることとアピールしておきます。
縁がなくなるといえども会議や面談も今まで通りの態度で参加するようにします。