ピロリ菌の除菌の必要性!

こんにちは!

 

ピロリ菌とは胃の中に生息している菌です。

 

生息しているのみではなく、胃に様々な障害を起こします。

 

未だにピロリ菌の感染経路は解明されていません。

 

ピロリ菌は免疫が十分でない5歳までに

感染すると言われています。

 

免疫状態のしっかりした大人同士では、

性行為やキスをしてもピロリ菌に感染しません。

 

感染率は50歳以下の人で50%以下です。

 

胃潰瘍や十二指腸潰瘍、胃がんの発生に

ピロリ菌が関与しています。

 

ピロリ菌が作り出すたんぱく質が一因です。

 

ピロリ菌を保菌しているかどうかは、

胃カメラを用いた検査とそうではない検査があります。

胃カメラを用いた検査には保険が適用されます。

 

制酸剤で胃酸の分泌を抑えながら、

抗生物質を内服することによって、

ピロリ菌を除去することが可能です。

 

副作用としては、下痢・軟便・味覚の変化があります。

 

ピロリ菌除菌中は、極力飲酒や喫煙をしないようにします。

 

30歳以下でピロリ菌を除菌した場合は、

ピロリ菌による胃がんがほぼ100%抑制されます。

 

70歳を超えても、ピロリ菌を除去することで、

胃がんの発症率を約半分に抑えることが可能です。

 

ピロリ菌に長期感染することで、胃の粘膜が老化(萎縮)し、

胃がんが出来ると言われています。

 

ピロリ菌に感染していない人は、年をとっても

胃粘膜の萎縮が進みません。

 

血液中に含まれるピロリ菌抗体を採血で測定し、

胃の中にピロリ菌が存在しているか調べます。

 

抗体が一定以上ある場合は陽性となります。

ピロリ菌に感染していると分かります。

あるいは過去に感染していたとも分かります。