夏の水虫対策!白癬菌(はくせんきん)とは!

こんにちは!

水虫の原因である白癬菌(はくせんきん)はカビの一種です。

もともと白癬菌は土の中に住んでいましたが、進化して

人の皮膚の最外層の角質の成分であるケラチンを栄養として

繁殖するようになりました。

人の皮膚に白癬を作る原因菌は十数種類あります。

そのうち日本では5~6種知られています。

 

靴を長時間履いたり、激しいスポーツをしたりすると、

白癬菌にとって好ましい高温多湿という環境になります。

菌が増殖しはじめ、水疱(すいほう)が出来るなど

水虫の症状が出てきます。

 

猫からもらうこともあります。

 

正常な角層であれば、24~48時間のうちにきれいに拭き取って

乾燥させれば、水虫に感染しません。

 

夏場など高温多湿の気候が続く時、水虫が悪化しやすいです。

 

足に出来る水虫は主に趾間型(しかんがた)、小水疱型(しょうすいほうがた)、

角質増殖型、爪白癬などです。

 

趾間型が水虫で最も見られる症状です。

足の指の間に感染します。特に薬指と小指の間に発症しやすいことが特徴。

皮膚が白くふやけて皮がめくれ、赤くしだれて強いかゆみを感じます。

 

小水疱型は小さな水ぶくれが足の裏や指の付け根などに出来ます。

強いかゆみがあり、水ぶくれが破れると、乾燥して皮がぽろぽろと落ちてきます。

梅雨や夏に発症します。

 

角化増殖型は、かかとや足の裏に出来やすいです。

皮膚が乾燥し角質が厚く硬くなってひび割れを起こすのが特徴的です。

かゆみはあまりありません。冬になるとさらに乾燥し、皮膚に亀裂が

生じることで痛みが発生します。

 

爪白癬 足の爪に入り込む水虫です。爪の色が黄色や白に濁り、

爪が厚くなります。靴が合わなくなり、歩行時に痛みが生じます。

 

水虫には塗り薬や内服薬があります。体を清潔にして、通気性の良い

靴を履くようにしましょう。

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