ストッキングで一番難しい色選び

こんにちは。

ストッキングを購入する際は、自分の腕の内側の肌色より、ワントーン濃い物を選びます。なぜ腕の内側かというと、脚の色に近いとされているからです。手の甲では日焼けしている可能性もあります。ワントーン暗いと感じる色が自然に見える色です。

 

とは言え、実際にストッキング売り場に行くと、必ず迷ってしまうのです。

それはメーカーによって色の表記が違っていたりするからです。

ストッキングにもいろいろな種類があり、サンプルが置いていない場合も。

いろいろな状況がある中で、気軽にサンプルに触れにくいということも。

腕の内側の色よりワントーン暗い色と覚えてみましょう。

もし違ってしまっても新しい色に挑戦するチャンスと捉えましょう。

 

ストッキングはパッケージの中に入っています。パッケージには台紙が入っており、

その台紙をそのまま取らないようにします。ストッキングが傷んでしまうから。

パッケージから台紙が入ったままストッキングをそっと取り出します。

ストッキングを広げたままで、ストッキングの中から台紙の先を持ちます。

反対の手でストッキングを持ち、台紙を持つ手で体側に引き寄せます。

台紙の先を持ってカーブを描くようにするという意味です。

そして台紙をストッキングの中からそっとそっと取り出します。

 

そうして出てきたストッキングを履く時にも、更に伝線の危険があります。

爪を引っかけないように、引っかける心配がある時は手袋を着用します。

バックマークを確認します。ウエストからつま先部分までをたぐり寄せます。

つま先の最後までたぐり寄せます。つま先、かかとの順番にフィットさせていきます。

ふくらはぎの上まで来たら、反対も同じように履いていきます。

片足ずつ交互にゆっくりと股下まで引き上げていきます。

股下に隙間が出来ないように、フィットさせていきます。

両手でパンティ部を膨らませながら、ヒップ・ウエストまで引き上げます。

 

肌の色は夏は日焼けしてブラウン系に傾きがちです。反対に冬は白くなります。

透明感の高いストッキングを選ぶこともおすすめです。

 

透明感が高いストッキングとは素肌のように見えるストッキングのこと。具体的には20デニール以下、SCYやゾッキと表記がある物、ナイロン100パーセントのシアータイプのストッキングのことです。

 

デニールとは、ストッキングやタイツで使用する糸の太さ(重さ)を表す単位のことです。数が少ないほど、使われている糸が細いということです。糸が細いためストッキングに透け感が出てきます。

 

SCYとはサポート糸の構造の違いを表している言葉です。ストッキングに使われているポリウレタンにナイロンを「二重巻き」した物がDCY, 反対に「一重巻き」にした物が「SCY」です。一重なので透明感につながります。

 

ゾッキサポートタイプはストッキングに使われる糸の編み方の特徴です。

サポート糸だけの平編みを指します。フィット感があり、肌触りがソフトです。

ストッキングを履いた時に横縞が出来にくいという特徴があります。

 

シアータイプはナイロン素材で透明感が抜群という特徴があります。

一般的なストッキングはナイロンとポリウレタンから出来ています。

シアータイプは素肌がそのまま透ける感じです。伸縮性がないのでたるみやすいです。

 

透明感を求めると、丈夫さは求めにくいように思えます。

しかし伝線をさせないように気を付けて履くことで、透明感のあるストッキングも

安心して履くことが出来ます。いろいろなストッキングに挑戦して、

自分に合った色を見つけていきましょう。

 

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