月20時間の残業の意味!

こんにちは!

 

1か月で20日出勤するという前提であれば、

1日に平均1時間残業すると、月20時間の残業となります。

 

定時で帰ることが出来る日もあれば、残業が時に3時間に

なってしまったといったバラツキはあると思います。

 

退社後にプライベートの時間も持てるのが、

1か月平均1時間残業です。

 

残業がないに越したことはありませんが、

どうしても残業になってしまうこともあります。

 

残業が月に20時間以上だと、残業が多く感じられます。

 

労働基準法では、1日8時間、週40時間を

法定労働時間と定められています。

 

もし時間外労働(残業)をする場合は、

あらかじめ労使で「36(さぶろく)協定」を

締結しなければならない決まりがあります。

 

「36協定」があっても、時間外労働は原則的な

上限が1か月45時間となっています。

 

そのため月20時間の残業であれば、残業代が

適切に支払われているならば、労働基準法違反になりません。

 

基本給や契約内容によっては違いがあると思われますが、

月20時間の残業代は5万円くらいです。

 

ただし月20時間の残業だと、残業時間が短いとされ、

サービス残業とみなされることがあります。

 

たとえ時間が短くても、法定労働時間を超えて

働いた分は1分でも残業代が支払われる必要があります。

 

1分単位で請求することは周りがしていないので難しいとは

思います。

 

1日1時間の残業でも、毎月や年間と未払いが続けば、

金額にして数十万円になります。

 

短い残業でも残業代が支払われていない場合は、

会社や弁護士に未払いの残業代について相談します。

 

一方企業には固定残業代を導入しているところも多いです。

 

働いた時間に関係なく一定の範囲で、固定の残業代を

支払う制度です。

 

具体的には基本給に含めるか、別途手当を支給する制度です。

 

あらかじめ月〇〇時間の残業代を定額で支払っている契約内容です。

 

このような固定残業代制度が適正に運用されていれば、

残業代が支払われているとされます。

 

企業によっては、どんなに残業代が長くなっても固定残業代以外が

支払われなかったり、通常賃金と明確に区別されていないこともあります。

 

不明点があれば会社や弁護士に相談します。

 

20時間残業やそれ以下の残業時間であれば、

平均よりも残業時間が少ないと言えます。

 

もっと働きたいと思っている人には物足りない時間です。

 

残業代の月4~5万円がないと生活に支障がある人もいます。

 

企業にとっては残業は歓迎されていません。

人件費がかさんでしまうからです。

 

出来るだけ残業を減らしたうえで、収入を増やすには

資格を取得するといったキャリアアップを目指します。

 

もともと残業が少ない人は、前日に次の日の仕事の

準備をしておくなどして、更に残業時間を減らし、

定時で帰ることが出来る日を増やします。