低血糖が頭痛の原因となることもあります!

こんにちは!

 

低血糖とは血糖値が必要以上に下がりすぎた状態のことです。

 

低血糖になると、脱力感や動悸・頻脈・不安などの症状が

現れます。

 

更に血糖値が低下すると、頭痛や目のかすみが現れます。

進行すると意識障害や、周りの声掛けに反応できない

昏睡状態に陥ることもあります。

 

原因として最も多いのは薬の効きすぎによるものです。

 

糖尿病の治療で薬物が使われることがあります。

糖尿病患者の方が激しい運動をしたり、食事を抜くと、

通常より薬が効きすぎます。血糖値が下がります。

 

一般的に血糖値が60mg/dlほど低下すると症状が現れます。

 

個人差がありますが、日常生活に支障が出る症状になるケースもあります。

 

血糖値とは血液中のブドウ糖の量のことです。

 

ブドウ糖は食べ物に含まれる糖質が消化されることによって作られます。

その後腸から血液に入ります。

 

血糖値は食事の影響を受けやすいです。食後に上昇します。

 

高血糖とは血液のブドウ糖が多い状態です。

高血糖状態が続くと、ブドウ糖により血液が

ドロドロになり、血流が悪くなります。

 

血流が悪くなると、糖尿病につながる恐れもあります。

 

検査の前日に夕食を食べてから10時間以上、

空腹の状態で測定した血糖値を「空腹時血糖」と言います。

 

血糖値は食事の影響を受けるので、検査の際は空腹の状態の

血糖値を測るようになっています。午前に健康診断を

する場合に朝食を摂らないようにするといったことがあります。

 

糖尿病の診断や治療効果を知る1つの基準となるのが、

空腹時血糖が110mg/dl未満です。

食後2時間以内の血糖値が140mg/dl未満が正常範囲です。

これが目標値です。

 

過去1~2か月間の平均的な血糖値を表す検査値を

HbAlcと言います。

 

血糖コントロールの状態を知り、診断や治療に生かすために

使われます。

 

HbAlcの基準値は4.6~6.2%。

5.5%以下が目標値です。

 

20~29歳 5.3

30~39歳 5.4

40~49歳 5.5

50~59歳 5.8

60~69歳 5.9

70歳以上 6

 

空腹時血糖値が126mg/dl以上、食後血糖値が200mg/dl以上だと

糖尿病型です。

 

正常型と糖尿病型の中間が境界型です。

境界型は糖尿病予備軍です。

糖尿病になる一歩手前の状態を言います。

 

正常高値とは、血糖値は正常範囲内であるけれども、

HbAlcが6.5以上で糖尿病の領域(糖尿病型)に入ります。