こんにちは！
靴下に使われている素材は「天然繊維」と「化学繊維」です。
代表的な天然繊維
植物繊維 コットン・リネン
動物繊維 ウール・シルク
代表的な化学繊維
再生繊維 レーヨン
半合成繊維 アセテート
合成繊維 ナイロン ポリエステル アクリル ポリウレタン
天然繊維は合成繊維に比べて吸湿・吸水性に優れています。
汗をよく吸い、帯電しにくいです。
強度は合成繊維より弱いです。
再生繊維 天然由来成分を化学処理で取り出し溶解して紡糸したもの
代表的なものは木材パルプを原料としたレーヨン、
綿花を取り去った後に残る短い繊維を原料としたキュプラです。
半合成繊維 天然の原料に化学薬品を反応させて作られた繊維
代表的なもの 木材パルプを使用したアセテート
再生繊維も半合成繊維も合成繊維に比べて、強度は概して弱いです。
コットンは吸湿性に優れています。強くて丈夫でしわがつきやすいです。
縮みやすく色あせします。
リネン 吸湿性にも放湿性にも優れます。清涼感がありますが、しわが目立ちます。
摩擦で毛羽立ちやすいです。
ウール 弾力性があり保湿性に優れています。吸湿性にも放湿性にも優れています。
縮みやすく害虫にあいやすいです。
シルク 光沢があり高級感があります。吸湿性に優れています。
風合いが柔らかくなめらかです。強度が弱く、日光で黄変します。
劣化しやすく害虫にあいやすいです。
ナイロン 強度が強くしわになりにくいです。軽くて乾きやすいです。
黄変することもあり、毛玉になりやすいです。
アクリル 羊毛のよう。毛玉になりやすく熱に弱いです。
吸湿性が低いです。
ポリエステル 強度が強くしわになりにくいです。
水に濡れても乾きやすいです。
毛玉になりやすい 染まりにくい 吸湿性が低いです。
天然繊維の靴下に比べ、吸湿性が低く汗を吸わない合成繊維の靴下は
蒸れやすく臭いやすくなってしまいます。
足のニオイ対策には吸湿性が高く、足の汗をしっかりと吸い取ってくれる
「コットン」「リネン」「シルク」「ウール」素材の靴下や
消臭効果が付いた靴下がおすすめです。
