社員の大半は与えられた仕事やっている人!

こんにちは!

 

社員の大半は与えられた仕事をやっている人です。

 

君はもう明日からいらないよではなく、社員一人一人のキャリアの

道筋をつけてあげることが人事の仕事です。

 

20年会社の意向に忠実にやってきたが、方針が変わったから

もういらないという世の中では、あまりにも寂しいです。

 

これからの転職マーケットは、優秀な人だけが行き先が見つかるのでなく、

様々な人が仕事を見つけられるセーフティネットである必要があります。

 

変化についていけない社員は、セーフティネットがなく行き先が

見つからないからとさらにしがみつきます。個人にも企業にも

いいことではありません。

 

変わるチャンスを与えられなかった社員に、今日からあなたは

変化できない人だからいらないですとバッサリと切ることは

いいことではありません。

 

実力の差が雇用の差にどんどんつながっています。

 

企業の責任である雇用が揺らいでいます。

 

企業の大きな使命の一つは雇用です。

しっかりと社員に仕事を与えることです。

 

仕事が出来る能力が足りないのであれば、

出来ないとレッテルを貼る前にしっかりと育成の機会を

与えるべきです。

 

一方的に仕事を奪うことは簡単です。

 

社員がしっかりと機能する役割付与も人事の仕事です。

 

改革をして仕事の断捨離をするならば、

なくなる仕事をやっていた人の新たな立ち位置まで配慮すべきです。

新たな役割を与える必要があります。

 

役割を与えられた上で創意工夫をするか、やる気をもって仕事を

するかは人それぞれです。役割を与えられなければ会社で

何の役割を果たすのかが分からないからです。

 

いらなくなった仕事をやっていたからと仕事を奪うことで、

その人そのものを否定することは違います。

会社の中心的な業務に携わっていない補佐的な役割をしている人の

人間性を否定することも違います。裏方には裏方の努力があり、

苦悩があります。

 

自分の仕事を生み出そうと思っても、組織の論理で出来ない人もいます。

役割を与えられた社員は一生懸命に頑張ります。

短絡的に無駄だからと業務をなくすことは、やっている社員の否定に

つながります。

 

無駄だろうからと人の仕事をしなくても良いと自己判断で

他の人に伝えないようにします。

その人の今後の仕事を考えた上での言動なら別です。

 

自分のことは自分でするということが基本となっていますが、

もし自分から手伝ってくれる、何かをしてくれるという場合には

ひとまず好意を受け取り感謝を伝えます。

コミュニケーションを取りながら、本当は嫌々やっているのか、

からしてくれているのか、義務感でしているのかを考えて

今後の対応を見極めます。