ヘアドネーションが出来る条件!髪の毛の寄付!

こんにちは!

 

病気などで髪の毛を失ってしまうことは耐え難いことです。

特に子どもにとってはです。

小児がんや脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失う

子どももいます。

そこで髪の毛を寄付することが出来るようになっています。

ヘアドネーションと言われるものです。

無償の医療用のウィッグ、かつらです。

 

髪の毛を切る費用や、髪の毛を送付する費用は

自腹となります。

 

髪の毛を集めている団体によって、寄付できる髪の毛の

条件が異なります。長い髪をバッサリと切って、

もったいないからと持って帰っても、団体の条件に

合わないと寄付が難しいです。調べてから髪を切ったり

するようにします。

 

寄付された髪の毛は、トリートメントや洗浄されます。

清潔な状況で切っているとは思われますが、

更に寄付するために注意が払われています。

 

小児用のウィッグになる場合もあります。

大人用のウィッグと比べて数が少ないですが、

子どもの方が髪の毛は切実な問題です。

みんなが生えているのに自分だけないことは

恥ずかしく感じられるかもしれません。

もちろん髪の毛がないことが恥ずかしいことではありません。

 

しかし小児用ウィッグは、頭の大きさがどんどん変化することに

対応していくと、30万円から50万円ほどの費用が掛かるようです。

 

寄付された髪の毛でウィッグが作られた場合、

費用が軽減されます。

 

郵送で髪の毛を送ることになるので、団体からの注意に従い、

送料が足りなくならないように確認します。

 

寄付する団体ごとに力を入れていることや目的が違うので、

自分の髪の毛を役立ててほしいところを選ぶようにします。

 

ヘアカラーを施した髪でも、問題なく寄付できます。

しかし天然を含めて髪の毛にパーマが掛かっている場合、

くせ毛、縮毛矯正やブリーチされ退色した髪、白髪交じりや

軽く引っ張っても切れてしまうほどの痛みの強い髪は

寄付できません。

 

団体によっては、パーマなどがあっても、

日常的に手入れされていてダメージが少なければ

OKという場合もあります。

 

自分が寄付される立場となって考えてみて、

どんな髪の毛をもらいたいか考えてみます。

どのような髪の毛でもいいから欲しいと思うかもしれませんが、

長年生活を共にしていくことを考えると、出来るだけ

健康な状態の髪の毛で作られたものが欲しいのではと思います。

 

団体によって、髪の毛の長さに規制がある場合があります。

30センチ以上とするところが多いようです。

そのためかなりの長さなので、足りないと思いあきらめることも

あります。団体によっては15センチでもOKのところもあります。

15センチといってもかなりの長さです。ロングの人がショートカットまでは

いかないくらいに切った長さでしょうか。

 

ただ30センチ以上ないと、フルのウィッグを作ることが難しいです。

 

髪の毛の寄付が難しい方で協力したいという場合には、

ヘアドネーションシャンプーが販売されていて、

収益が団体に寄付されるそうです。

 

寄付する前に髪の毛を清潔にしようとシャンプーすることは

やめます。少しでも濡れた髪の毛では、雑菌やカビが

発生する恐れがあるからです。

 

ヘアドネーションカットの場合、一般的なカットにはない

工程が必要です。ヘアドネーションカットに対応しているかを

美容院で確認します。

 

セルフのカットより、対応している美容院でカットされた

髪の毛の方が推奨されます。寄付後のヘアスタイルを

相談することも出来ます。