独身の時にマンションを購入するほうがいいのか!

こんにちは!

 

昨今では、住宅ローンの低金利化や将来不安から、

独身の方でマンション購入を検討される方が増えています。

 

生涯未婚率の上昇も後押ししています。

 

生涯未婚率は50歳で1度も結婚したことのない割合は、

政府の調査では1985年には男女ともに5%未満でした。

 

2015年には、男性23.4%、女性14.1%までに増えています。

 

生涯未婚率は今後も増え続けることが予想されています。

 

2035年には男性約29%、女性19%となる見込みです。

 

これに離婚や死別を含めると、定年時の単身率は

上記のデータ以上です。

 

単身でのマンション購入は珍しいものではなくなっています。

 

将来の住処を得る目的のためにも、購入層は今後

更に増えていくことが予想されます。

 

日本は世界でもトップクラスの長寿国です。

 

厚労省の発表した平成30年簡易生命表によると、

2018年の男性平均寿命は81.25歳、

女性平均寿命は87.56歳です。

 

日本のように平均寿命が高い国では、

長く生きれば生きるほど、賃貸で暮らし続けるより、

独身でも若いうちにマンションを購入した方が

お得と言えます。

 

簡易的なシミュレーションでは、35歳でマンションをローンで

購入すると、毎月15万円ローンを返済する場合と、

女性の方が平均寿命まで生きると仮定し、

生涯を通して、賃料10万円の賃貸マンションに住み続ける場合と

比較すると、賃貸6,240万円、購入6,300万円。返済後は無借金の

マンションという資産を保有できます。

 

男性の平均寿命では、賃貸5,520万円、購入6,300万円です。

 

高齢になればなるほど、賃貸で住めるアパートや

マンションが減っていきます。

 

大家さんが高齢者の孤独死を嫌うからです。

 

高齢者の増えていく日本では、少しずつ状況は改善していくと

しても、こうした傾向があることは把握しておく必要があります。

 

賃貸に住み続けても良いケースもあります。

 

将来実家を相続出来る場合です。

その実家が職場や学校に通える範囲にあることです。

 

独身でマンションを購入する方の多くが、将来不安を

理由としています。

 

しかし将来実家を相続できるのであれば、将来の住居の

不安や資産の不安が解消されます。

 

マンションを購入した場合でも、実家を相続した時に

マンションか実家を売却するという選択肢が出来ます。

 

結婚の予定があれば、ライフスタイルが変わるので

マンションが必要なくなる場合もあります。

 

会社から家賃補助を受けている場合は、

マンションを購入すると、補助を受けにくくなることも

あります。

 

賃貸に住みながらお金を貯めておくことがいいです。

 

将来必要となった時に貯めたお金を自己資金にして

マンションんを購入すると、マンションにずっと

住むことが出来ます。

 

ただし単身向けマンションは売却しづらいこともあります。

結婚すると引っ越す可能性もあります。

単身向けマンションが老後の生活にマッチしないこともあります。

近隣住民とトラブルがあっても、簡単に引っ越しが出来ません。

返済が辛くなることもあるので、繰り上げ返済を検討します。