こんにちは!
迷子になったことや様々なことが原因で、保健所等に収容される
犬や猫がいます。もし引き取るとしたら気を付けたいことについて
考えていきたいと思います。
まず犬や猫と暮らす心の準備をすることです。
そして犬や猫を飼う際に必要な費用を考えて準備することです。
また犬や猫を迎える体力に自信があるかです。
犬や猫を迎える環境を整えます。
動物愛護センターや保健所に、収容されている犬や猫を
引き取りたいと申し出をします。
民間の動物の保護団体もあります。
保護犬や捨て犬の特徴としては、成犬が多いことです。
独特の癖があることもあります。ミックス犬もいます。
体重10kg未満の小型犬は年間9~53万円
体重20~40kgの中大型犬 12~74万円
飼育費用等が掛かると言われています。犬の寿命は15年としても
生涯飼育するには130~670万円が必要となってきます。
民間の施設での譲渡の流れ
ホームページなどでお気に入りの里子を見つけます。
預かり日記などを熟読し、里子のキャラクターを見極めます。
自分のライフスタイルや性格と合っているかどうか熟考します。
アンケート用紙や申し込みフォーマットに必要事項を記入して
里親として応募します。
お見合いやトライアルをして譲渡されるか決定されます。
譲渡条件として「ペット可の賃貸契約書を見せる」、
「不妊手術を施す」、「外飼いは不可」、「一人暮らしは不可」、
「年配の方は後見人が必要」といったことがあります。
2019年度(令和元年度)、日本全国の行政機関では、32,557頭の犬が
保護されています。1歳以上の成犬は26,753頭で全体の82%です。
迷子犬を保護したら、かまれたり逃げ出されないように慎重に対応します。
警戒心を解くために優しく声掛けし、自分から寄ってくるまで近づかないように
しましょう。近づいてきても触らず、手の平を差し出し、犬のほうから
寄ってくるまで待ってからにします。犬が落ち着いたら、ネームプレートや
鑑札、首輪の裏などに飼い主の連絡先があるかどうか確認します。
連絡先が分かればそこに連絡しましょう。
体が汚れていても迷子になっている間に汚れてしまっているという
ケースもあります。飼い主を探すためには、警察・保健所・
動物収容施設などに連絡します。その時には保護した犬の情報をメモしてから
連絡しましょう。保護した場所、経緯、種類、大きさ、毛色、おおよその
年齢、首輪の有無、鑑札番号、ドッグタグの有無です。
保護した場所に一番近い警察署や交番、駐在所に「取得物(落とし物)届」を出します。トラブルに巻き込まれないためにも必要なことです。
犬を預けてしまうと保健所に移送され、一定期間に処分されます。
保健所・動物愛護センターは長くて1週間・短くて3日間くらいです。
飼い主から迷子届が出ている可能性もあります。必ず連絡するようにしましょう。
動物病院でも飼い主から連絡を受けていたり、ポスターが貼られていることがあります。インターネットで呼びかけている場合もあります。
飼い主が見つかったら住所などを確認できる身分証明書と犬の写真などを
持参してもらい、飼い主であることを確認します。
忘れずに届け出した警察署・保健所・動物収容施設などへ報告します。
飼い主や里親が見つからなければ、保護した人が犬の将来に責任をもつことになります。