赤ちゃんにチョコレートを食べさせてもOKかどうか!

こんにちは!

赤ちゃんにチョコレートを食べさせるのは、3歳になってからにしたほうがいいです。チョコレートがどんな食べ物であるかを考えると見えてくると思います。

 

チョコレートはカフェイン・テオブロミン・チロシントリプトファンなど

気分を高める化学物質のミックス効果とおいしい味がするため、

気分が良くなることが科学的に証明されています。

 

出来る限りカカオの含有率が高いダークチョコを摂取する方がいいです。

ミルクチョコより健康面でのメリットがあり、脂肪分が少なく、

抗酸化物質も多く含んでいます。

 

しかしそれは大人の場合です。

赤ちゃんにダークチョコレートを食べさせてはいけません。

普通のチョコレートに比べると、脂質やニッケルの含有量が多く、

赤ちゃんの胃腸や腎臓に負担を掛けてしまうからです。

どうしても赤ちゃんに与えたい場合はココアやミルクチョコレートから始めます。

 

チョコレートの香り・食感が脳のいい気分を司る部分を刺激します。

またチョコレートには天然の脳の抗うつ成分であるセロトニンの生成を

刺激するアミノ酸のクリプトファンも含まれています。

 

チョコレートには依存性があるので、赤ちゃんにチョコレートを与えると、

次から次へと欲しがったり、他の物を食べなくなる恐れもあります。

 

血圧を下げ、血液を薄め、抗炎症効果がチョコレートにありますが、

チョコレートに多く含まれるフラボノイドがあるためです。

体がより酸化窒素を作るよう刺激すると考えられています。

血管を広げてリラックスすることを助け、血圧低下にも役立ちます。

 

 

酸化によって悪玉コレステロールLDLが発生するのを止め、

動脈の詰まりを防ぐことに、チョコレートは役立ちます。

 

カカオバターに多く含まれるフラボノイドはステアリン酸と呼ばれる

珍しいタイプの飽和酸が50パーセント以上含まれています。

それが悪玉コレステロールを上げないだけでなく、時には保護的効果のある

善玉コレステロール値を上げるとも言われているそうです。

 

チョコレートにはテオブロミンという化学物質も含まれており、

これが中央神経システムから脳にメッセージを伝達する迷走神経系に

作用することもあります。咳を抑えることが分かっています。

 

カカオや緑茶に含まれるカテキンは、脳にアルツハイマーになると増える

アミノロイド班と呼ばれるネバネバしたたんぱく質が出来ることを

防ぐ助けとなります。

 

大人にとってはチョコレートは嗜好品であり、体の助けとなる部分もあります。

しかし大人でも食べすぎには注意が必要です。

 

チョコレートには糖分が多く含まれています。

また歯にチョコレートが付着しやすいです。

水や麦茶を赤ちゃんに飲ませても、口の中をきれいにすることが

出来ていないです。虫歯が出来る恐れがあります。

 

チョコレートにはカフェインが含まれていますが、消化機能が未成熟の

赤ちゃんにとってカフェインは体の負担となります。

またテオブロミンという成分は、覚醒作用と興奮作用、血管拡張など

カフェインに似た働きがあります。

 

チョコレートには糖分の他にも脂質が含まれています。

赤ちゃんの消化機能に余計な負担を与えてしまいます。

 

薄味の離乳食を食べている赤ちゃんに、糖分や塩分を与えてしまうと、

味覚が正常に育ちません。

 

カカオもアレルゲンの1つで、カカオに少しだけ含まれているニッケルが

アレルゲンになることもあります。また、牛乳が含まれていることが多いです。

チョコレートを赤ちゃんにあげるとしたら、成分表示を確認して、

赤ちゃんが食べたことがない物が入っていないか確認します。

 

赤ちゃんのおやつは食事で足りない栄養を補う補助の扱いです。

チョコレートは嗜好品で栄養がありません。

赤ちゃんにあげる際は量を決めて少しだけ与えます。

 

赤ちゃんにチョコレートを食べさせた後は、まず白湯や麦茶を飲ませます。

それだけで終わらすのではなく、丁寧に歯磨きをしてあげましょう。

 

 

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